April 18, 2018 / 6:07 AM / a month ago

上海外為市場=人民元軟化、人民銀の預金準備率引き下げで

[上海 18日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は18日、対ドルで小幅下落した。中国人民銀行(中央銀行)が市中銀行の預金準備率を引き下げると発表したことを受けて一部で景気に関する懸念が浮上した。

人民銀は前日遅く、預金準備率を1%ポイント引き下げると発表。預金準備率引き下げで自由になる資金については、中小企業への融資に回すことなどを各行に義務付けたため、広範な金融緩和とはならない。

市場関係者らは、準備率の引き下げ幅が予想より大きく、タイミングも大方の予想より早かったため、人民元への重しになったと説明。

人民銀行は、この日の人民元の対ドル基準値(中央値) を6.2817元と、前営業日の基準値(6.2771元)と比べ46ポイント(0.07%)元安水準に設定した。

スポット市場の人民元は6.2835元で始まった後、6.2905元まで下げた。中盤時点では6.2869元と、前日終値に比べ14ポイント元安、基準値比で0.08%の元安。

金融緩和策は従来、元にとってマイナス要因。ただ、人民銀は穏健かつ中立的な政策スタンスを維持すると表明した。

上海にある外資系銀行のトレーダーは、預金準備率引き下げが資本流出を再び引き起こし、元安観測が高まると想定することは「不可能ではない」と指摘。ただ、このトレーダーは、準備率引き下げは法人税納税という流動性圧迫要因を相殺するための措置だと分析した。

一部の市場関係者は、銀行が年末まで中期貸出制度(MLF)の返済ができるよう、人民銀が預金準備率をさらに引き下げると予想する。

オフショア市場の人民元は6.2835元と、オンショアの水準に比べて0.05%の元高。

オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.3765元と、基準値に比べて1.49%の元安となった。

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