March 22, 2019 / 5:58 AM / a month ago

上海外為市場=人民元軟化、通商問題や景気減速が再び焦点に

[香港 22日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで小幅に下落した。前日は米連邦準備理事会(FRB)が年内利上げ見送りの方針を示したことを受けて元が8カ月ぶりの高値を付けたが、FRBの姿勢の裏側にある世界的な景気鈍化に再び焦点が移った。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の基準値(中間値)を1ドル=6.6944元に設定。前日基準値(6.6850元)よりも元安水準となった。

国内スポット市場の人民元は中盤時点で6.7036元と、前日終値比38ポイント元安。基準値比では0.14%元安となった。

上海にある国内銀行のトレーダーは、元相場の軟化を受けて銀行など一部から買いが入り、元への下押し圧力は限定的になったと述べた。「米中通商協議が継続する限り、人民元はそれほど下落することはない」とした。

中国商務省は21日、米中通商協議のためライトハイザー通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官らの米交渉団が3月28─29日に北京を訪問すると確認した。

ただ、トランプ米大統領はこれまでに、米中通商協議での合意事項を中国が確実に履行するよう、中国製品に対する関税を「かなりの期間」維持する可能性があると述べており、懸念がくすぶっている。

OCBC銀行(シンガポール)のエコノミスト、トミー・シエ氏は調査ノートで、貿易絡みの不透明感によって元の上値余地は限られることになる見方を示した。短期的に1ドル=6.7─6.8元のレンジ取引になると予想する。

オフショア人民元は6.7070元と、前日終値比で0.02%元高となったが、国内スポット価格より0.05%元安だった。

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