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上海外為市場=人民元軟調、企業のドル需要高まる 国有銀行は下支え
July 11, 2017 / 5:33 AM / 6 months ago

上海外為市場=人民元軟調、企業のドル需要高まる 国有銀行は下支え

[上海 11日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場はドルに対して軟調。企業のドル需要が高まったほか、中国人民銀行(中央銀行)が人民元の対ドル基準値(中間値)を前日に比べ元安水準に設定したことを受けた。ただ、国有銀行が人民元買いに乗り出したため、下値は支えられている。

きょうの人民元の対ドル基準値は1ドル=6.7983元で、6月28日以来の元安水準となった。前日は6.7964元だった。

スポット市場の人民元は1ドル=6.8030元で始まり、中盤時点では前日終値比13ポイント安の6.8043元。基準値比では0.09%の人民元安。

中国系銀行の上海駐在トレーダーは「人民元の先安観が戻った。現在の人民元水準でドルを買い入れることはコスト効率が良いと考える企業からのドル需要が高まった」と指摘。最近のドル高を受けて人民元が再び下落トレンドに入ることを企業は懸念しているという。

ただ、トレーダーによると、当局の意向を受けたとみられる国有銀行からのドル売りも出ている。

ING(香港)の大中華圏担当エコノミスト、アイリス・パン氏は11日付ノートで「資本流出の懸念があるため、中国人民銀行は人民元の下落を容認しないだろう。しかし、輸出に影響が及ぶことから人民元をあまりに強くすることもできない」と指摘し、当局は人民元相場を巡り微妙なかじ取りを迫られるとの見方を示した。

オフショアの人民元は、オンショアのスポット市場を0.02%下回る1ドル=6.8059元。

オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.9635元と、基準値比2.37%の人民元安。

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