November 19, 2018 / 6:09 AM / 23 days ago

上海外為市場=人民元軟調、米中貿易巡る対立や人民銀利下げ観測が重し

[香港 19日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場はドルに対して軟調。米中貿易を巡る対立の悪化が重し。また中国では利下げ観測が広がっている。

人民元は16日、トランプ米大統領が中国に追加関税を課す必要がなくなる可能性があるとの認識を示したことを背景に上昇していた。しかしペンス米副大統領は週末のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、中国が貿易慣行を改めない限り、米国は関税方針を変えないと言明。元の重しとなっている。

きょうの国内スポット市場の人民元は0416GMT(日本時間午後1時16分)時点で1ドル=6.9425元と、前営業日終値比で74ポイントの元安。

しかし中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を1ドル=6.9245元と、前営業日の基準値(6.9377元)よりも元高水準に設定していた。

中国建設銀行(アジア)のアナリスト、スティーブン・チウ氏は19日付のメモで「米中貿易摩擦の展開が、ドル/オンショア人民元とドル/オフショア人民元に影響を与える主な要因となる」とした。APEC首脳会議での演説が、今週初めに元を圧迫するとの見方を示した。

同氏はその上で、こうした元の圧迫は長くは続かない可能性があると指摘。「ドル指数は今週下がるかもしれない」とし、「貿易摩擦が緩和するかどうかは最終的にはトランプ大統領の言動によって決まる」との考えを示した。

また、中国では融資の伸びが一向に上向かない中、人民銀が3年ぶりに政策金利を引き下げるのではないかとの観測が浮上したことも、元の圧迫要因となっている。

オフショア人民元は1ドル=6.9351元で、スポット市場と比べて0.11%の元高水準。

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