February 4, 2020 / 6:26 AM / 25 days ago

上海外為市場=人民元、落ち着き取り戻す

[上海 4日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は落ち着きを取り戻している。前日は新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念で約2カ月ぶり安値付近まで下げていた。市場関係者は、中国当局が市場心理を安定させられるかに注目している。

中国人民銀行(中央銀行)は市場に大量の流動性を供給し、一部の主要金利を引き下げたが、アナリストはウイルスの感染拡大が経済に及ぼす影響を相殺するには追加の対策が必要だと指摘している。

前日急落した中国株も、不安定ながら、やや落ち着きを取り戻している。

人民銀行は、この日の基準値(中間値)を6.9779元とし、昨年12月30日以来となる元安水準に設定した。

前日の基準値6.9249元よりも0.76%(530ポイント)元安の水準。基準値の元安方向への変動率は2018年7月20日以来の大きさとなった。中国経済に対する懸念を背景に元安圧力が強まっていることが浮き彫りとなった。

国内スポット市場の元は1ドル=7.0200元で取引を開始。中盤のレートは7.0032元と、前日終値比で188ポイントの元高となっている。

前日は1ドル=7.0268元まで元安が進み、昨年8月初旬以来の大幅な下げを記録していた。

国内銀行のトレーダーは「元相場は目先、新型ウイルスの感染状況に左右されるだろう」と指摘。

別のトレーダーによると、投資家は新型ウイルスが経済にどのような影響を及ぼすか見極めようとしており、今後数日は1ドル=7元付近で値固めが続く公算が大きい。

ソシエテ・ジェネラルはリポートで「中国経済は現在、新型ウイルスで圧力に見舞われており、追加の緩和措置が必要だと思われる」と指摘。今年上半期に2回の追加利下げと1回の預金準備率引き下げがあるとの見方を示した。

中盤のオフショア人民元は1ドル=7.0022元。前日終値の7.0107元から上昇している。

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