December 4, 2018 / 6:14 AM / 6 days ago

上海外為市場=人民元、2カ月半ぶり高値 不透明感は依然残る

[香港 4日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は2カ月半ぶり高値。米中首脳が追加関税の棚上げで合意したことが引き続き支援材料となっている。ただ詳細を巡る不透明感、また中国経済の減速により、長期的な元の上昇は限定的となる可能性がある。

国内スポット市場の人民元は中盤までに1ドル=6.8569元と、前営業日終値比286ポイントの元高。11月30日終値との比較では1000ポイント以上の元高となった。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を1ドル=6.8939元に設定。前営業日基準値(6.9431元)比で元高方向の設定となった。

国内スポット市場の人民元とオフショア人民元は中盤直後、いずれも6.84元台に上昇。この水準を付けるのは9月21日以来。

上海を拠点とする、外資系銀行のトレーダーは、米中首脳会談が貿易摩擦の悪化につながることを懸念していたトレーダーがショートポジションのカバーに動く中、地合いが改善したとの見方を示した。

一方、香港の外資系銀行の外為取引部門バイスプレジデントは、元の上昇が1ドル=6.82元または6.83元近辺の水準で弱まるとの見方を示した。「リスクオンの動きがみられるのは良いことだが、持続できるとは思わない」とし、「米中が合意した内容を巡り、明確なコンセンサスはない。両国の解釈は異なっており、失望となる余地は大いにある」と述べた。

ウェストパック(シンガポール)のアジア部門マクロ戦略担当責任者、フランセス・チョン氏は、技術移転や知的財産権を巡る「構造問題」の解決には90日以上かかるとの考えを示した。

同氏は年末の人民元の水準が1ドル=6.95元となるとの見通しを維持。貿易戦争と米追加利上げのリスクが依然として元の重しになっていると説明した。

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