January 7, 2019 / 5:48 AM / 12 days ago

上海外為市場=人民元1カ月ぶり高値、預金準備率下げへの反応冷静

[上海 7日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、海外市場でドルが全般的に下落したことを受け、対ドルで1カ月ぶり高値を付けた。中国人民銀行(中央銀行)による預金準備率引き下げは概ね冷静に受け止められている。

米連邦準備理事会(FRB)が今年、引き締めを休止するとの観測を背景に、主要通貨に対するドル指数は下落した。

人民銀行は4日、銀行の預金準備率を合計1%ポイント引き下げると発表。これを受け、新規融資向けに1160億ドルの資金が自由になる見込みだ。

資金需給がひっ迫する春節(旧正月)を2月に控え、緩和措置は広く予想されていたが、市場関係者は今後数カ月でさらなる緩和策が実施されるとみている。

OCBC銀行(シンガポール)のエコノミスト、トミー・ジー氏は7日のリポートで「FRBの利上げ休止観測が高まる中でドルの上値は抑制されているが、中国の追加緩和観測が引き続き人民元の下押し圧力となる可能性がある」と指摘した。

人民銀行はこの日の基準値(中間値)を1ドル=6.8517元と、前営業日基準値(6.8586元)に比べて69ポイント(0.1%)元高に設定した。

スポット市場の元は6.8521元で始まり、午前の取引で一時、12月5日以来の元高水準となる6.8445元を付けた。中盤のレートは6.8471元と、前営業日終値比239ポイント元高、基準値比で0.07%の元高の水準となっている。

市場関係者からは、預金準備率引き下げを受けた市場の反応が限定的となった背景には最近の米中利回り格差の拡大があるかもしれないとの指摘も出た。

米中10年債利回り格差の拡大は、中国からの資金流出圧力の弱まりにつながる可能性がある。

オフショア人民元は中盤の取引で6.85元。

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