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上海外為市場=人民元1週間ぶりの高値、関税発動延期で

[上海 14日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで、1週間ぶりの高値に上昇。米国が中国製品の一部について関税の導入を延期すると発表したことを受け、貿易戦争を巡る懸念や人民元の下落圧力が緩和した。

ただ14日発表された中国の一連の指標が一段の景気減速を示す内容となったほか、米中通商協議を巡る先行き不透明感も残っており、アナリストは人民元が今後1年間にさらに下落すると予想している。

トランプ米大統領は13日、9月1日に発動予定の中国製品に対する10%の追加関税のうち、ノートパソコンや携帯電話など一部製品への発動延期を決めた。

中国人民銀行(中央銀行)は人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=7.0312元に設定。10営業日ぶりの元高方向となった。

国内市場の人民元は中盤時点で7.0227元と、前日終値比0.47%の元高。午後に大幅な調整がない限り、約2カ月ぶりの大幅な上昇率となる。

オフショア人民元も、対中関税の発動延期を受けて上昇した。人民銀が実施した香港での300億元の債券発行も支援材料になった。

みずほ銀行(香港)のストラテジスト、Ken Cheung氏は、関税の発動延期を受けて貿易戦争休止への期待が再燃したと指摘。その上で「貿易戦争を巡るリスクが依然残っていることや中国指標の軟化を踏まえると、人民元は年末まで弱含むと引き続き予想する。ただ、元の下落は短期的には両方向のボラティリティーをもたらす可能性がある」と語った。

ロイター調査によると、米中の貿易戦争が続く中で人民元は現在の1ドル=7元を超える水準から今後1年間でさらに下落すると予想されている。

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