July 3, 2019 / 5:40 AM / 20 days ago

上海外為市場=人民元1週間ぶり安値、政策緩和巡る観測で

[上海 3日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで1週間ぶりの安値に下落。米中貿易戦争の停止を巡る楽観ムードが薄れる中、李克強首相の発言を受けて政策緩和を巡る観測が広がっている。

米中が先週末に通商協議の再開で合意し、新たな対中関税の発動が見送られたことを受けて人民元は1日、大幅上昇していた。

しかし、3日はこの上昇分を消す展開となっている。米中が近いうちに恒久的な通商合意にこぎ着けるか疑問視する声が高まったほか、中国の景気減速に再び焦点がシフトしたことが背景。

李首相は2日、中国経済は新たな下方圧力にさらされていると指摘。銀行の預金準備率などの金融ツールの時宜を得た活用で中小企業を支援する方針を示した。

中国人民銀行(中央銀行)は3日、人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.864元に設定。前日基準値と比べて127ポイント(0.19%)の元安。

国内スポット市場の人民元は6.8830元で始まった後、6.8920元の安値を付けた。中盤時点では6.8826元と前日終値比88ポイントの元安。

市場筋によると、2日午後にドル需要が上向き、3日午前も強い状態が続いて人民元を押し下げた。

みずほ銀行(香港)のアジア通貨上級ストラテジストは「中国は成長支援と小規模民間企業の借り入れコスト押し下げに向け、金融政策の柔軟性を維持するだろう」と指摘。

「米中間の緊張緩和や、主要中銀の間で緩和バイアスが広がっていることを踏まえると、人民銀行の政策緩和余地は拡大する見込みだ。指標の悪化は年内の的を絞った預金準備率引き下げの扉を開くとみられる」と語った。

中盤時点でオフショア人民元は6.8875元。

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