October 26, 2018 / 7:16 AM / 20 days ago

上海外為市場=人民元22カ月ぶり安値、トレーダーは7元の節目に注目

[上海 26日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、ドルに対して22カ月ぶりの安値をつけた。中国人民銀行(中央銀行)はこの日の基準値(中間値)を予想よりも元安方向に設定し、市場では当局が元のさらなる下落を容認するとの見方が広がっている。

トレーダーの間では、今後数カ月間に元が下落圧力に直面し、1ドル=7元の重要な節目を突破する可能性があるとの見方が強まっている。世界金融危機以降、元は1ドル=7元をつけていない。

トレーダーはきょうの元安は基準値の元安設定とドルの上昇が背景だと述べた。

人民銀行は、この日の基準値を1ドル=6.951元に設定した。前営業日(6.9409元)に比べて101ポイント(0.15%)の元安水準となる。

基準値は市場予想を下回る水準となった。トレーダーは人民銀行が6.95元の水準を断固防衛すると予想していた。

国内スポット市場の元は1ドル=6.9530元で始まり、その後は節目の6.96元を超え、一時は2016年12月28日以来の元安水準となる6.9647元を付けた。

中盤のレートは6.9611元と、前日終値比で119ポイントの元安となっている。この水準で取引を終えれば、3週間連続での下落となる。

中国系銀行のトレーダーは、人民元に対する下落圧力は最近のドル高が背景にあるとし、「(中国)当局がある程度の元安を容認する可能性」があると述べた。

一方で、スコシアバンク(シンガポール)の外為ストラテジスト、Gao Qi氏は、中国A株を下支えするため、政策当局者は比較的安定した人民元を必要としているとの見方を示した。A株は株式担保ローンに関連したリスクの高まりを受けて下落している。

同氏はノートで「株式担保ローンのリスクが適切に軽減され、最終的に排除されれば、特にドルが全般に上昇して米中貿易摩擦が激化した場合、秩序だった形でのドル/オンショア人民元とドル/オフショア人民元の7.00元突破が容認される可能性が高い」と指摘した。

オフショア人民元は、中盤時点で1ドル=6.9725元。

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