May 9, 2019 / 5:44 AM / 17 days ago

上海外為市場=人民元4カ月ぶり安値、米中通商協議前に警戒感

[上海 9日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで4カ月ぶり安値に下落。ワシントンで行われる米中通商協議を前に警戒感が高まっている。

スポット市場の人民元は心理的な節目の1ドル=6.8元を割り込む元安水準となった。

スポット人民元は6.7905元で取引を開始した。中盤のレートは6.8087元と、前日終値比256ポイント元安、9日の基準値(6.7665元)比では0.62%の元安。この日の基準値は約3カ月ぶりの元安設定となった。

トランプ米大統領は8日、中国はこれまでの通商協議で合意をほごにしたと指摘し、米国の労働者に対する不正をやめなければ中国製品への関税引き上げは撤回しないと強調した。

米通商代表部(USTR)は2000億ドル相当の中国製品に対する関税を10日午前0時1分(日本時間午後1時1分)に現在の10%から25%に引き上げると官報で正式に通知。中国は米国が関税を引き上げるなら対抗措置を取ると警告した。

INGは、10日朝までに米中の通商関係が再び軌道に乗っていない可能性は低いとした上で、米国による関税引き上げは仮に短期的なものでも世界の為替市場の動揺を招くとの見方を示した。

DBSグループの為替ストラテジスト、フィリップ・ウィー氏はリポートで「協議が物別れに終わり、中国の対米輸出の大半が10日から25%の関税の対象となれば、金融市場の急落や極度のリスク回避、世界経済の急減速のリスクが大きく拡大する」と指摘した。

オフショア人民元は中盤時点で6.8315元。

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