June 25, 2018 / 5:24 AM / 24 days ago

上海外為市場=人民元5カ月半ぶり安値、人民銀が預金準備率引き下げ

[上海 25日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで5カ月半ぶり安値に下落。今年の上昇分すべてを消した形となった。

中国人民銀行(中央銀行)は24日、市中銀行の預金準備率を50ベーシスポイント(bp)引き下げると発表した。預金準備率の引き下げは今年3回目。7月5日から実施される。

OANDAのアジア太平洋地域トレーディング責任者、スティーブン・イネス氏は、今回の預金準備率引き下げについて、人民元を下落させ貿易を巡る対立を加速させるための政策シフトというよりも、貿易摩擦の激化により不安定になっている投資家心理を「落ち着かせるための政策調整」だとの見解を示した。

人民銀行はこの日の人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.4893元と、4営業日連続で元安方向に設定した。1月12日以来の元安水準となり、前営業日基準値(6.4804元)に比べて89ポイント(0.14%)の元安水準。

スポット市場の人民元は6.5200元で始まった後、一時は1月10日以来の安値となる6.5342元に下落した。

0258GMT(日本時間午前11時58分)時点では6.5335元と、前営業日終値に比べ385ポイントの元安、基準値に比べ0.68%の元安。

オフショア市場の人民元は8営業日連続で下落。0258GMT時点では6.5378元と、国内スポット市場に比べて0.07%の元安となっている。

平安証券のアナリストは、短期的には資本流出の厳しい管理は続き、中銀には「現行の人民元基準値の算出メカニズムでまだ規制面での余地が残っており」、元の下落圧力は「大きくない」との見解を示した。今年の人民元の動きについては「小幅下落」するとの予想を維持した。

元は先週、対ドルで0.9%下落し、週間ベースでは昨年9月以来の大幅な下げとなった。ただ中国外貨取引センター(CFETS)の貿易加重ベースによるCFETS人民元指数は0.5%安だった。

CFETSのウェブサイトによると、22日の同指数は97.38。

オフショア市場の人民元は6.645元と、国内スポット市場に比べて2.34%の元安となっている。

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