February 10, 2020 / 6:24 AM / 7 days ago

上海外為市場=企業の営業再開で元は小幅高、新型肺炎の懸念根強い

[上海 10日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで小幅上昇。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休業していた中国企業が徐々に営業を再開する中、元への需要が見られた。

ただ、ウイルスの拡大による経済への打撃を巡る懸念は根強く、元の上値は限定的だ。

新型コロナウイルス感染による死者は2002─03年に世界的に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の死者数を上回り、9日時点で900人を超えた。

OCBC銀行のグレーターチャイナ調査部長トミー・ジー氏は、「1級、2級都市で出稼ぎ労働者が工場やオフィスに戻るにつれて感染拡大の第2波が起きるかどうか市場は注視している」と語った。

中国本土市場の人民元は1ドル=7.0017元で取引を開始した。中盤のレートは前営業日終値比110ポイント元高の6.9900元。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の基準値(中間値)を1ドル=6.9863元と、前営業日基準値(6.9768元)より95ポイント(0.14%)元安に設定した。

中国国家統計局が発表した1月の消費者物価指数(CPI)は、前年比5.4%上昇し、2011年11月以来の大幅な伸びとなった。アナリスト予想は4.9%上昇だった。

アナリストらはCPIの上昇について、景気支援に向けた人民銀の金融緩和の妨げにはならないとみている。

ゴールドマン・サックスは7日付のリポートで、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえて第1・四半期の中国の実質国内総生産(GDP)成長率予想を大幅に引き下げたと明らかにした。また、それを受けて今年の成長率予想を従来の5.9%から5.5%に引き下げたとした。

オフショア人民元は中盤の時点で1ドル=6.994元。

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