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上海外為市場=元が上昇、春節休暇前の需要で

[上海 12日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで上昇。米国の大型財政刺激策への期待で米国債利回りが上昇し、ドルを下支えしているものの、来月の春節(旧正月)休暇前の現金需要で元買いが優勢となっている。

中国の銀行トレーダーは「短期的にドル/元はレンジ取引になる」と予想。別のトレーダーは2月11日から1週間続く春節休暇を前に元買い需要がかなりあるとした。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の取引開始前に人民元基準値(中間値)を1ドル=6.4823元と、1週間ぶりの元安水準に設定。

国内スポット市場の人民元は6.4770元で始まり、中盤時点では前営業日終値比81ポイント元高の6.4712元。

オフショア市場の元は6.4695元に上昇した。

バイデン次期政権下で政府支出が拡大するとの観測から米10年債利回り は先週、昨年3月以来初めて1%を突破。12日時点では1.1495%で推移している。

中信証券のアナリスト、ミン・ミン氏は財政出動期待による米金利上昇に続き世界経済が回復すれば、米中の金利差は開いたままになる可能性が高く、これは元相場にとって支援材料になるはずだと指摘。

ただ、米経済の基礎的条件にはまだ回復の兆しがなく、新型コロナウイルス流行が海外で続き、中国国内でもコロナを巡る不透明感があるため、世界同時の景気回復は達成できないかもしれないとした。「この状況ではドルと米金利の上昇は新興市場国の通貨安につながる可能性が高く、リスク資産の動きに影響し、米中金利差を縮小させるだろう」と述べた。

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