October 9, 2019 / 6:17 AM / 11 days ago

上海外為市場=元は一時1カ月ぶり安値、通商協議控え緊張高まる

[香港 9日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、米中閣僚級通商協議を控える中、両国間の緊張が高まり、一時1カ月ぶり安値を付けた。ただ中盤までには下げ幅を縮小している。

米国務省は8日、新疆ウイグル自治区のイスラム教徒への弾圧や虐待などを理由に中国政府や共産党の当局者に対するビザ発給を制限すると発表。これを受けて貿易戦争の終結に向けて進展がみられるとの期待は低下した。

前日7日には米商務省が、中国の28団体・企業を事実上の禁輸リストである「エンティティー・リスト」に追加している。

みずほ銀行のアジア通貨担当チーフストラテジスト、ケン・チュン氏はリポートで「米中間の緊張の高まりは通商合意の妨げになる可能性があり、米中の対立が金融・ハイテク分野に波及すれば世界的なリセッション(景気後退)リスクが拡大する」と指摘した。

国内市場の元は1ドル=7.1530元と、9月6日以来の安値で取引を開始。しかし中盤時点ではほぼ横ばいの7.1436元で推移している。

オーバーナイトで悪材料を消化したオフショア人民元は0.2%高。

上海を拠点とする中国系銀行のトレーダーは「ニュースは比較的ネガティブな内容だったが、通商協議に重大な影響は与えていない」と指摘。今週米国が取っている対応は交渉戦術の可能性があるとの見方を示した。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=7.0728元に設定。前日基準値(7.0726元)に比べて若干元安水準だったが、ロイター試算の7.0929元よりは大幅な元高となった。

人民元の1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は7.2008元と、基準値比で1.78%の元安。

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