November 29, 2018 / 5:42 AM / 20 days ago

上海外為市場=元は上昇、FRB議長発言受けたドル安で

[香港 29日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は上昇。米ドルの下落が背景だが、米中首脳会談を控え、警戒感が広がっている。

市場では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受け、米利上げ打ち止めが近いとの見方が浮上、ドル指数が下落した。これを受け、オフショア人民元は、前日の海外市場で250ベーシスポイント(bp)上昇した。

オンショア市場の元は、中盤時点で1ドル=6.9424元。前日終値比で116ポイントの元高となっている。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の基準値(中間値)を1ドル=6.9353元に設定。前日の基準値(6.95元)に比べ元高設定となった。

みずほ銀行(香港)のアジア為替担当シニアストラテジスト、Ken Cheung氏は、パウエル議長の発言を受けた元高は長続きしない公算が大きいと予想。

「元は20カ国・地域(G20)会合を控えてレンジ取引が続くだろう。市場関係者はショートポジションを取る覚悟ができていない」とし「市場は中銀の介入を警戒しており、6.95元の突破を目指す意欲は強くない」と述べた。

国内銀行のトレーダーは、元相場について、米中首脳会談を控え、ドル指数の値動きを背景に1ドル=6.93─6.94元付近で推移するとの見方を示した。

OCBCウィン・ハン・バンク(香港)のエコノミスト、Carie Li氏は、今週のFRB当局者の発言について、タカ派色が薄れているが、「利上げを停止すると表明したわけではない」と指摘。米国と日欧中の金融政策の乖離は続くだろうとの見方を示した。

同氏は「ドルが一段と上昇すれば、元の上昇余地が限られることになる」と述べた。

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