December 18, 2019 / 5:22 AM / a month ago

上海外為市場=元は小幅安、企業のドル買いや米中合意の不透明感で

[上海 18日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで小幅安。企業のドル需要が高まっているほか、米中通商合意の詳細が明らかになっていないことへの懸念も根強い。

ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は17日、米中が通商交渉で達した「第1段階」の合意を文書化することを明らかにしたが、文書をいつ公表するかは明らかにしなかった。

市場関係者によると、1ドル=7元を超える元高水準ではドル買い意欲が強まる展開となっている。法人顧客はこの水準が米中関係の節目になると認識しているという。年末の資金ニーズに備える企業のドル買いも入っている。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を1ドル=6.9969元に設定。前日基準値(6.9971元)よりも2ポイントの元高水準だった。

国内スポット市場の元は1ドル=6.9990元で取引を開始。中盤のレートは7.0075元と、前日終値比で107ポイントの元安となっている。

多くの市場関係者は、通商合意の詳細が明らかになるまで1ドル=7元近辺での値固めが続くと予想している。

BNPパリバの中国担当チーフエコノミスト、XD Chen氏は、米中通商合意について、いつどこで誰が調印するのか不透明だと指摘。

「これは平和条約ではなく停戦だ。また履行が困難になる公算も大きい。今後も緊張が続き、折に触れて衝突が起きるだろう」と述べた。

人民銀行は18日、14日物リバースレポ金利を2.70%から2.65%に5ベーシスポイント(bp)引き下げた。先月に7日物リバースレポの金利を2.55%から2.50%に引き下げたのに続く措置で、金融状況の緩和が狙い。

トレーダーはイールドカーブの形状が保たれるとして、同措置は予想通りだとしているが、一部のエコノミストは景気支援に向けさらなる緩和措置が講じられるシグナルだとの見方を示している。

ピクテ・ウェルス・マネジメントのアジア担当シニアエコノミスト、Chen Dong氏は「人民銀行は来年もさらに金融を緩和する公算が大きい。預金準備率と政策金利を引き下げるだろう」と予想。中国の経済成長率が今年の6.2%から来年5.9%に鈍化すると見通しを示した。

オフショア人民元は1ドル=7.0058元。

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