June 13, 2019 / 6:57 AM / 13 days ago

上海外為市場=元は小幅安、当局者発言が下支え

[上海 13日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元は、海外市場でのドル高を反映し対ドルで小幅下落している。ただ、中国当局者の発言が下支えしている。

中国国家外為管理局(SAFE)の潘功勝局長は13日、中国には人民元の基本的安定を維持する能力と自信があるとあらためて表明した。

あるトレーダーは、基準値の安定とともにSAFE局長の発言が元の一段の下落を食い止めていると指摘した。

人民銀行の易綱総裁が元相場に超えてはいけない一線はないと述べたことを受け、市場では、当局が米関税引き上げの影響を相殺するため、どの程度の元安を容認するかという憶測が台頭していた。

取引開始前に発表された人民元の対ドル基準値(中間値)は1ドル人民元の対ドル基準値は1ドル=6.8934元で前日の6.8932元からわずか2ポイントの元安水準。ここ数週間、基準値は前日とほとんど変わらない水準に設定されている。

ゴールドマン・サックスはリポートで、1ドル=7元の節目の重要性についての易総裁のトーンは「明らかに」変わったものの、「最近の基準値は、人民銀が引き続き元の安定維持を望んでいることを示唆する」と述べた。

また基準値は、市場予想よりも元高に設定され続けている。13日の基準値はロイターがまとめた予想(6.9138元)よりも204ポイント元高だった。

国内スポット市場の元は1ドル=6.9180元で始まった。0405GMT(日本時間午後1時05分)時点では6.9215元と前日終値から27ポイント、0.04%元安で推移している。

トレーダーによると、ドルが、当面の元の下値とみられている6.92元を超えて上昇すると、ドルの利食い売りが出始めたという。

別のトレーダーは、米中首脳会談の開催が予想される月末の20カ国・地域(G20)首脳会議まで、元は1ドル=6.9─6.92元のレンジにとどまるというのが市場の大勢の見方だと述べた。

劉鶴副首相は13日、当局は景気支援を強化し金融システムの潤沢な流動性を維持すべきと述べ、成長下支えに向けて近く追加措置を打ち出す構えを示唆した。

オフショア人民元は0405GMT時点で1ドル=6.9312元。

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