October 10, 2018 / 7:28 AM / 10 days ago

上海外為市場=元は小幅高、中・長期では下落か

[上海 10日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで小幅高。ドルの上昇に歯止めがかかったことや、中国政府が、米国との貿易摩擦で通貨を手段として利用することはないとの姿勢を改めて示したことが背景。

ただアナリストは、元が景気減速への懸念を背景に中・長期的に下落すると予想している。中国人民銀行(中央銀行)の当局者や元当局者は、節目となる1ドル=7元の水準を超えても大きな意味はないとの認識を示した。

人民銀行はこの日の基準値(中間値)を6.9072元に設定。これは2017年3月15日以来の元安水準だった。

一部の市場関係者は、この日の基準値について、当局が一段の元安を懸念していない証拠だと分析しているが、スポット市場のムードは落ち着いている。

スポット市場の元は6.9220元で始まった。中盤のレートは6.9209元で、前日終値比で51ポイントの元高。

中国外務省は9日、元安に関する米財務省当局者の発言は、根拠がなく、無責任だと指摘した。

香港のあるエコノミストは「来週、(米財務省)為替報告書が発表される。急激に元安が進めば、トランプ政権が中国を為替操作国に指定する可能性がある」と指摘。中国当局は、2015年の急激な元切り下げで資本流出と混乱を招いた経験を忘れていないとの見方を示した。

人民銀行金融政策委員会の劉世錦委員は9日、国営メディアに寄稿し、元の均衡水準はダイナミックなものであり、1ドル=7元を超えるか超えないかを論じるのは的外れだと指摘。

元金融政策委員の余永定氏も10日、元がたとえこの水準を超えて下落したとしても、直接介入は避けるべきだとの認識を示した。

オフショア人民元は6.9263元。

人民元の1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は、1ドル=7.0315元。

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