November 25, 2019 / 5:43 AM / 12 days ago

上海外為市場=元は小幅高、米中首脳が通商合意成立に意欲示す

[香港 25日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は小幅高。米中首脳が両国間の「第1段階」の通商合意への署名に意欲を示したことが好感された。だが、より実質的な「第2段階」の合意への懐疑的な見方が元の上げ幅を限定している。

中国の習近平国家主席は22日、同国は米国と「第1段階」の通商合意をまとめたい考えで、貿易戦争を起こさないよう取り組んでいるとした上で、必要であれば報復措置を講じることを恐れていない、と述べた。

一方、トランプ米大統領は同日、米中合意が「非常に近い可能性がある」と述べた。ただ、最終的な取りまとめを望むかどうかはまだ判断していないと明らかにした。

米中両政府の当局者や議員、通商専門家などによると、2020年11月の米大統領選や「第1段階」合意に向けた交渉の難航といった要因などから、第1段階よりさらに踏み込んだ「第2段階」合意が近い将来に結ばれるとの期待は薄れている。

市場関係者は、先行き不透明感が米中首脳が合意成立を望むという明るいニュースに水を差していると指摘。あるトレーダーは「市場は米中双方からのコメントを慎重に解釈するようになっている」と述べた。

国内スポット市場の人民元相場は中盤時点で、前営業日終値比約0.1%高の1ドル=7.0363元。

中国人民銀行(中央銀行)が取引開始前に設定したこの日の人民元の基準値(中間値)は1ドル=7.0397元だった。

中盤のオフショアの人民元は約0.1%高の7.0356元。

光大新鴻基の外為ストラテジスト、ブルース・ヤム氏は「第1段階合意はほぼ織り込み済み」だとし、米中通商協議がどう進展するか分からない中で、元相場は再び経済のファンダメンタルズに影響を受けつつあると指摘。「景気は依然として下降基調にあり、元が大幅上昇する根拠はない」と述べた。

トランプ大統領は、香港の高度な自治を保障する「一国二制度」が機能しているかどうかの検証を毎年義務付ける香港人権・民主主義法案について、署名するとも拒否権を発動するとも明言していない。中国は同案の可決に強く反発している。

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