December 18, 2018 / 5:51 AM / a month ago

上海外為市場=元は小幅高、FOMCや中央経済工作会議に注目

[上海 18日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、海外市場でドルが下落したことで、対ドルで小幅高となっている。

市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)や中国の中央経済工作会議に関心が集まっている。

中央経済工作会議は今週始まる見通しで、成長目標と来年の政策目標を協議する予定。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を1ドル=6.8854元に設定。前日基準値(6.8908元)に比べて54ポイントの元高水準だった。

国内スポット市場の元は、6.8944元で取引を開始。中盤のレートは6.8919元と、前日終値比で56ポイントの元高となっている。

市場では、イベントを控えて、どちらか一方向に賭ける取引はしたくないとの声が多い。

ただ、一部の市場関係者が、狭い取引レンジを利用して手早く利益を上げるため、1日に複数回の取引を実行しており、中盤時点の取引高は265億1400万ドルに急増している。通常、半日の取引高は150億ドル前後にとどまっている。

中国の習近平国家主席はこの日、改革開放政策の40周年を記念する演説を行ったが、市場の反応は乏しかった。

11月の人民銀行の外貨取引は571億元の売り越しと、4カ月連続の売り越しとなった。中信証券の債券リサーチ責任者Ming Ming氏は、為替の安定が売り越しの主因と指摘した。

ゴールドマン・サックスのエコノミストは、1ドル=7元を超える元高を維持する「意識的な政策努力」は一時的なもので、米中貿易戦争の副産物だと分析。「中・長期的には、元は、どのような水準でもレンジでも、米ドルに事実上、再ペッグされることはない。資本収支の自由化と元の国際化の進展を間接的に阻害する悪影響があるためだ」との見方を示した。

さらに「人民元を市場原理に委ねていくという構造的な政策への取り組みは明らかだと思える。この作業はまだ終了しておらず、人民元が米中関係を複雑化する大きな要因とならなくなれば、この作業が再開されるだろう」と指摘した。

中盤のオフショア人民元は1ドル=6.8918元。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below