July 10, 2019 / 6:11 AM / 11 days ago

上海外為市場=元は米中通商協議再開で上昇、FRB議長証言に注目

[香港 10日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、米中通商協議再開を受けて上昇。だが、米中合意の可能性が見通せないことや、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言が控えていることから、全般は小動きとなっている。

カドロー米国家経済会議(NEC)委員長は9日、米中通商代表によるこの日の電話協議は「建設的だった」と述べたが、合意は容易ではないとの見方も示した。

中国商務省は10日、大阪で行った首脳会談での合意実施に関して米中双方が意見を交わしたとする短い声明を発表した。

アジア系銀行の上海駐在トレーダーは「通商協議の具体的な結果がまだ分からないため、元相場の方向感は乏しい」と述べた。

中国人民銀行(中央銀行)は、人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.8856元に設定。

国内スポット市場の人民元は中盤で6.8863元と、前営業日終値比17ポイントの元高だが、基準値よりは若干元安水準にある。

市場の注目は、米国で10日と11日に予定されるパウエルFRB議長の議会証言に集まっている。

FRBが大方の予想通り、7月末に利下げする場合、中国人民銀行は4年ぶりの利下げに踏み切る可能性があるとアナリストらはみている。

10日発表された6月の中国生産者物価指数(PPI)は、上昇予想に反して前年比変わらずとなった。製造業活動の鈍化を示す内容で、経済成長が一段と圧迫されるとの懸念が高まりそうだ。

だが、華僑永亨銀行(香港)のエコノミスト、キャリー・リー氏は、中国当局は一段の政策緩和に慎重な可能性が高いと指摘。「彼らは緩和に全力を挙げていない。通商協議の進展やFRBの利下げを見極める必要があるだろう」と語った。

中盤時点でオフショア人民元は6.8913元。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below