November 5, 2019 / 6:29 AM / 12 days ago

上海外為市場=元は2カ月半ぶり高値、米中協議への期待で

[上海 5日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は2カ月半ぶりの高値に上昇。米中が貿易問題で部分合意に近づいているとの期待が背景。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日、中期貸出ファシリティー(MLF)金利を引き下げたが、元は対ドルで0.1%上昇。MLF金利の引き下げは2016年初め以来だった。

関係筋によると、中国は米国との通商協議における「第1段階」の合意の一環として、9月に発動した対中関税を撤回するよう求めている。

午前のオフショア人民元は上昇。ホワイトハウスが、9月1日に導入した15%の対中追加関税の軽減の是非を検討しているとの報道が支援材料となった。

オフショア人民元は0.19%高の1ドル=7.0218元と、8月14日以来の高値。

AxiTraderのアジア市場担当チーフストラテジスト、スティーブン・イン氏は、「第1段階」の合意で過去2回の追加関税が撤回されれば、6.9元まで元高が進む可能性があるとの見方を示した。過去2回の関税導入を受けて6.9元から7.1元まで元安が進んだと指摘した。

同氏は「不透明要因は多いが、重要なフシ目である7.00元を試す可能性は過去60日間で最も高くなっている」との見方を示した。

人民銀行は、この日の基準値(中間値)を7.0385元に設定。前日基準値の7.0382元とほぼ変わらずの水準で、10月中旬以降で最も小幅な値動きとなった。

国内スポット市場の元は1ドル=7.0298元で取引を開始。午前の取引では7.0224元まで上昇した。中盤のレートは 7.0230元。

人民銀行はこの日、1年物MLF金利を5ベーシスポイント(bp)引き下げた。アナリストは最近の元高進行により金利の引き下げ余地が出ていたと指摘している。

Huachuang Securitiesのアナリスト、Zhou Guannan氏は、今回の金利引き下げについて、人民銀行が今後も利下げを続けていくことを示唆しているが、「洪水のような」積極的な利下げに着手したわけではないとの見方を示した。「短期的には引き続きインフレ動向を見極める必要がある」という。

人民元の1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は1ドル=7.0875元。

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