July 8, 2019 / 6:28 AM / 13 days ago

上海外為市場=元は2週間半ぶり安値、強い米雇用統計受けたドル高で

[上海 8日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで2週間半ぶりの安値を付けた。6月米雇用統計が力強い雇用の伸びを示し、米連邦準備理事会(FRB)による大幅な利下げへの期待が後退したことでドル高となった動きを受けた。

中国人民銀行(中央銀行)は、人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.8881元に設定。前営業日基準値(6.8697元)と比べて184ポイント(0.27%)元安で、6月19日以来の元安水準だった。

国内スポット市場の人民元は6.8900元で始まった後、一時6.8956元と6月20日以来2週間半ぶりの安値を付けた。中盤時点では6.8910元で前営業日終値比30ポイント元高。

トレーダーらによると、元は海外市場のドル上昇を受けた動きとなったが、1ドル=6.9元近辺に下げると多くの投資家がポジション整理に動いたため、下げ幅は限定的だった。

元相場の当面の注目材料としては、ドルの動き、FRBの政策スタンス、米中貿易摩擦、中国経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)との指摘があった。

7月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)の前には中国共産党の中央政治局会議も開かれる予定で、経済情勢についても話し合われる。一部の中国ウォッチャーの関心を集めるとみられる。

マッコーリー(香港)の中国担当チーフエコノミスト、ラリー・フー氏は「7月の政治局会議で再び政策の転換があるかどうかが問題だ。現状はそれほど悪くないため、その可能性はあまりないだろう」とみている。「中国経済は明らかに減速しているが、刺激策は常に後手に回っている」との見方を示した。

ピクテ・ウエルス・マネジメントは8日付の調査ノートで、成長の勢いが鈍るなか、人民銀は緩和的な姿勢を維持すると予想。「2019年下期は預金準備率の追加引き下げが可能性としてまだ残っている。他の主要な中銀が一段とハト派的になるなか、中国の市場金利がさらに低下する余地がある。ただ、人民銀が大規模な金融刺激策を講じるとは見込んでいない」という。

中盤時点でオフショア人民元は6.895元。

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