September 20, 2019 / 6:30 AM / a month ago

上海外為市場=元上昇、主要金利引き下げ幅が米利下げ幅下回る

[上海 20日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は上昇。中国人民銀行(中央銀行)の主要金利引き下げ幅が、米連邦準備理事会(FRB)の今週の利下げ幅を下回ったことが背景。

米中通商交渉が行われる中、中国当局が元の安定維持を目指しているとの指摘も出ている。

中国人民銀行(中央銀行)が来週、香港で元建て短期証券を発行する方針を示したこともオフショア人民元の支援材料。短期証券発行でオフショア人民元の流動性が吸収され、元の下支え要因になるとみられる。

中盤時点の国内市場の元は0.15%高の1ドル=7.0875元。オフショア人民元は0.3%高の7.0825元。

中国は20日、1年物ローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)を前月の4.25%から4.20%に引き下げた。5年物LPRは4.85%に据え置かれた。

みずほのアジア通貨担当チーフストラテジスト、ケン・チュン氏は、この日の元上昇について、25bpの利下げを決定したFRBに比べて「人民銀行のハト派色が薄かった」ことが背景だと指摘。

また「元の基準値がカウンターシクリカル要因でしっかり下支えされており、来月の米中閣僚級協議を円滑に進めるため、人民銀行が元の安定を維持するとの見方が強まっている」と述べた。

市場関係者は、人民銀行が最近、基準値を予想以上の元高に設定し、元相場の安定を図っていると指摘している。

人民銀行はこれとは別に、香港で今月26日に6カ月物証券を100億元発行することを明らかにした。オフショア市場での発行は昨年11月以降で6回目。

シティはオフショア市場での短期証券発行が、元安に歯止めをかけるカウンターシクリカル措置として活用されることが増えていると指摘。

「発行日の前後にはオフショア人民元建ての短期証券の償還は予定されておらず、これは新規の発行になる。発行のタイミングは建国70周年を迎える10月1日の直前で、米中閣僚級協議の直前でもある。これは人民銀行が目先、元の安定を望んでいることを示唆している」と述べた。

人民元の1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は7.1471元と、基準値比で1.04%の元安。

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