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上海外為市場=元上昇、当局が元高容認との見方 FOMCへの警戒感も

[上海 16日 ロイター] - 上海外国為替市場で人民元は上昇。対ドル基準値(中間値)が元高に設定され、当局が元の上昇を容認するとの見方が広がった。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表を控えてリスク資産の持ち高を減らす動きが、上値を抑えている。

取引開始前に発表された元の対ドル基準値は1ドル= 6.7825元で2019年5月9日以来の元高水準。前日の基準値からの上昇率は0.59%で4月8日以降で最大だった。市場予想とはほぼ一致した。

アクシコープのチーフ・グローバルマーケッツ・ストラテジスト、ステファン・イネス氏は「当局者の元高容認姿勢は、投機的ではなくファンダメンタルズに沿った動きならばドル/元を押し下げるのに十分だろう。中国は金融市場の一段の開放、人民元の国際化を準備しており、元の変動相場制が引き続き最終目標だ」と述べた。

スポット人民元は1ドル=6.7766元で始まり、一時2019年5月8日以来の高値となる6.7674元まで上昇。中盤時点では前日比89ポイント高の6.7729元で推移している。

トレーダーによると、元ロング(買い持ち)の積み上がりが元を支えている。元が2020年の天井と考えられていた6.8元の節目を抜けて上昇すると、実需筋から損切りのドル売りが出た。

一部のトレーダーは、FOMCをにらみ自己勘定のドルショート(売り持ち)を減らしたという。

みずほ銀行のアジア為替ストラテジストのケン・チュン氏は、持続的元高で政策面での懸念が出た場合、人民銀行はこれを抑制する十分な手段を持っていると述べた。

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