October 15, 2018 / 6:35 AM / a month ago

上海外為市場=元下落、人民銀「金融政策に調整余地」

[上海 15日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は下落。中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は14日、米国との貿易摩擦による中国経済のダウンサイドリスクは依然として大きく、金利や預金準備率を調整する可能性はまだかなりあるとの見解を示した。

スポット市場の元は、1ドル=6.9207元で取引を開始。0510GMT(日本時間午後2時10分)現在、6.9182元までやや戻しているが、前日終値との比較では37ポイントの元安。基準値比では0.04%の元安。

この日の基準値は1ドル=6.9154元。10営業日連続の元安設定となった。これは2017年終盤以降で最長。

前日基準値は6.912元。この日の基準値は、ロイターの推定値6.9206元との比較で52ポイントの元高だった。

今月7日に発表となった預金準備率引き下げは、この日発効した。

人民銀行は、この日に期日を迎える中期貸出制度(MLF)の融資4515億元のロールオーバーを見送った。預金準備率引き下げの発効に伴う措置。人民銀行は、銀行間市場の流動性が「比較的高水準」にあるとの声明を発表した。

スコシアバンク(シンガポール)のアジア担当為替ストラテジスト、Gao Qi氏は、預金準備率がさらに引き下げられれば、理論的には元売り材料だが、「非常に短期的な、一時的な影響」しかないだろうとの見方を示した。易綱総裁の発言にもかかわらず、人民銀行は元の安定維持に引き続きコミットしているという。

同氏は「ファンダメンタルズ面では、まだ下落圧力が残っているが、人民銀行は今後も一方的な元安に賭ける動きを抑制するだろう」との見方を示した。

人民元の1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は1ドル=7.007元と、基準値比で1.31%の元安。下落圧力が鮮明になっている。

オフショア人民元は6.9165元。

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