October 16, 2019 / 5:11 AM / a month ago

上海外為市場=元下落、基準値の元安設定で 一時7.1元台

[上海 16日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで下落。中国人民銀行(中央銀行)がこの日の基準値(中間値)を元安水準に設定したことを受けて、一時1ドル=7.1元台まで元安が進んだ。

人民銀行はこの日の基準値を1ドル=7.0746元に設定。前日の基準値(7.0708元)に比べて38ポイント(0.05%)の元安だった。

人民銀行は9月中旬以降、7.0370元付近の狭いレンジ内に基準値を設定していたが、この日の基準値は9月12日以来の元安水準。市場は不意を突かれた格好となった。

基準値は比較的小幅な元安水準だったが、ロイターの予測である7.0708元より38ポイント元安だった。

みずほ銀行(香港)のアジア通貨担当チーフストラテジスト、ケン・チュン氏は「15日と16日の基準値は、人民銀行が一方的な元高を目指しているのではなく、元の変動拡大を容認していることを示している」と指摘した。

国内スポット市場の元は1ドル=7.0940元で始まり、取引直後に一時7.1010元まで下落した。元は今週、米中貿易協議に進展の兆しが出たことを受けて値上がりしていたが、この値上がり分を事実上すべて消した格好となった。

中盤の元は7.0952元で、前日終値比133ポイントの元安。

人民銀行はこの日、中期貸出ファシリティー(MLF)を通じて金融機関に資金を供給したが、為替市場や短期金融市場の反応は薄かった。

ウエストパック(シンガポール)のアジア・マクロ戦略トップ、フランシス・チュン氏は「きょうのMLFでは追加の流動性が供給された。人民銀行が引き続き市場を支えるとの我々の見方が強まった」と発言。ただ「市場の反応は薄かった。おそらく他の中銀が利下げする中、ローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)の月次改定を控えて、金利が据え置かれたことが背景だろう」と述べた。

人民銀行は21日にLPRを発表する予定。1年物LPRは2カ月連続で引き下げられている。

中盤のオフショア人民元は7.1015元。

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