November 16, 2018 / 6:16 AM / a month ago

上海外為市場=元下落、週間では上昇へ 貿易戦争に注目

[上海 16日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで下落。企業のドル買いが膨らんだ。

ただ、米中通商協議の再開を受け、週間ベースでは上昇となる見通し。

協議再開を受け、市場心理は改善したが、協議の行方に対する警戒感が、元の重しとなっている。

米政府当局者は15日、米国からの通商改革要請を受けた中国の回答について、今月末の米中首脳会談での貿易問題打開につながる可能性は低いとの見解を示した。

市場では、米中首脳会談を控え、中国当局が過度な元安を防ぐとの見方が多い。

モルガン・スタンレーのエコノミストは、米中通商協議について、短期間で意見対立が完全に解消する可能性は低いとの見方を示した。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を1ドル=6.9377元に設定。前日の基準値(6.9392元)比で15ポイントの元高となった。

国内スポット市場の元は6.9312元で始まり、一時6.8284元まで上昇。その後、下落に転じた。

中盤のレートは6.9419元。前日終値比で39ポイントの元安、基準値比で0.06%の元安となっている。

人民元が中盤の水準で夜間取引を終えれば、週間ベースで0.2%の上昇となる。前週は1%の下落だった。

ある外銀のトレーダーは、元が当面1ドル=6.92─6.97元の広いレンジで推移すると予想。6.97元の水準では国有銀行のドル売りが出ており、この水準が強い支持線になる可能性があるという。

ゴールドマン・サックスは、来年の見通しに関するリポートで「米中貿易関係に大きな進展がない限り、人民元は当局の管理下で下落し、最終的には1ドル=7.0元を突破するだろう」との見方を示した。

オフショア市場は、タイトな流動性を背景に、引き続き国内市場を上回る元高となっている。

オフショア人民元の翌日物香港銀行間取引金利(HIBOR)は3.23425%と、2日連続で上昇。10月9日以来の高水準となった。前日は2.85567%だった。

中盤のオフショア人民元は1ドル=6.9333元。

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