October 16, 2018 / 7:02 AM / a month ago

上海外為市場=元下落、PPI統計受け

[上海 16日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は下落。9月の生産者物価指数(PPI)上昇率の鈍化を受け、景気が減速しているとの見方が浮上、中国人民銀行(中央銀行)が追加の金融緩和に踏み切る確率が高まったとの指摘が出ている。

0416GMT(日本時間午後1時16分)現在のレートは、1ドル=6.9247元と、前日終値比で62ポイントの元安。始値の6.9169元から下落している。

オフショア人民元の対通貨バスケットのレートの日々の値動きを示すトムソン・ロイター/HKEXグローバルCNH指数は、92.59と、前日の92.65から低下。8月3日に記録した4年ぶり低水準92.55に迫っている。

人民銀行は、この日の基準値(中間値)を前日よりやや元高の1ドル=6.9119元に設定した。前日までは10営業日連続で元安方向に設定されていた。

アナリストは、追加の預金準備率引き下げなど、一段の金融緩和があれば、元が下落圧力に見舞われる可能性があると指摘している。

中国国家統計局が16日発表した9月の生産者物価指数(PPI)は前年比3.6%上昇と前月の4.1%上昇から失速、内需の弱まりから3カ月連続で伸びは鈍化した。

ロイター調査によると、米中貿易摩擦の悪影響が懸念される中、19日に発表される中国の第3・四半期国内総生産(GDP)伸び率は、第2・四半期からやや鈍化し、世界金融危機以降で最低となる見通し。

人民銀行の易綱総裁は14日、米国との貿易摩擦による中国経済のダウンサイドリスクは依然として大きく、金利や預金準備率を調整する可能性はまだかなりあるとの見解を示した。

米財務省は今週、為替報告書を発表するとみられている。

中国が為替操作国に認定されることはないとみられているが、ムニューシン米財務長官は12日、人民銀行の易綱総裁に、今後の米中通商協議では為替問題が議題に含まれなければならないと述べ、最近の人民元の下落に懸念を表明したことを明らかにした。

市場では一段の元安が示唆されている。元の1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は1ドル=7.0075元と、現在の水準より約1.3%の元安となっている。

オフショア人民元は1ドル=6.9234元。

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