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上海外為市場=元小幅高、全人代控え慎重ムード

[上海 1日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで小幅上昇。今月5日に開幕する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)を控え慎重なムードが広がっている。

全人代では、政府が今年の目標と経済発展5カ年計画を発表する見通し。

複数のトレーダーは、今週の元が狭いレンジ取引で推移すると予想。中国の金融市場は、重要な経済・政治イベントの開催前や開催期間中は安定して推移することが多い。

国内スポット市場の人民元は1ドル=6.4671元で取引を開始。中盤のレートは6.4637元と、前日終値比で44ポイントの元高。

元は昨年6月以降、10%以上上昇。月間ベースで8カ月連続で値上がりしている。アナリストは、当局が元高を受けて、資本流出の拡大を容認する複数の対策を講じたと指摘している。

元高と経済ファンダメンタルズの改善を受け、市場関係者は、金融リスクや高水準の負債を抑制するため、全人代で金融政策を近く引き締める意向が示されるかに注目している。

UBSの中国担当チーフエコノミストは「中国人民銀行(中央銀行)は、経済動向と市場の状況に応じて政策の正常化ペースの調整を目指すだろう。新型コロナウイルスの流行を巡る不透明感や、クレジット市場・金利のボラティリティーの有無を考慮するとみられる」と指摘。

マクロレバレッジとリスクの抑制が政策の正常化を目指す計画で重要な要素になるとの見方を示した。

中国国家統計局と財新/マークイットがそれぞれ発表した2月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は、ともに9カ月ぶりの低水準だったが、市場の反応は薄かった。

人民銀行が取引開始前に発表した基準値(中間値)は1ドル=6.4754元。前営業日の基準値(6.4713元)より41ポイント(0.06%)の元安水準で、1月28日以降で最低だった。

オフショア人民元は1ドル=6.4703元。

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