July 18, 2019 / 6:22 AM / in 4 months

上海外為市場=元軟調、狭いレンジ取引

[上海 18日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、閑散とした取引の中、対ドルで軟調。米中貿易戦争に対する懸念で引き続き市場心理が悪化している。

ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙によると、米政府は中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に対する制裁をどこまで緩和するかを検討しており、米中の貿易交渉は停滞している。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値(中間値)を1ドル=6.8761元に設定。前日の基準値(6.8827元)比で66ポイント(0.1%)の元高水準だった。

国内スポット市場の元は6.8750元で取引を開始。中盤のレートは6.8769元で、前日終値比で36ポイントの元安となっている。

午前の取引レンジは約40ポイントと、非常に狭いレンジ取引となっている。中盤の取引高は104億2000万ドル。通常の半日の取引高である150億ドル前後を下回った。

国内銀行のトレーダーによると「市場は次の材料を待っている」という。

今月の共産党中央政治局会議では、年内の政策の基調が決まる公算が大きいとみられている。

みずほ銀行(香港)のアジア通貨担当シニアストラテジスト、Ken Cheung氏は「中国経済は米国の関税引き上げで直接ダメージを受けており、人民銀行は金融緩和の再開で他のアジア諸国に後れを取っているかもしれない」と指摘した。

人民銀行は昨年以降、預金準備率の引き下げを進めているが、債務拡大への懸念などを背景に政策金利の引き下げは見送っている。

国泰君安証券のアナリストは、米中の10年債利回り格差の拡大や米中通商交渉の再開、米利下げ期待を背景とするドル安が、元の支援要因になるとの見方を示した。

中国国家外為管理局(外管局)は18日、国内商業銀行による6月の外貨取引が193億ドルの売り越しだったと発表したが、元相場への影響はなかった。5月は62億ドルの買い越しだった。

オフショア人民元は中盤の取引で1ドル=6.8779元。

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