January 8, 2019 / 5:34 AM / 12 days ago

上海外為市場=元軟調、米中通商協議巡る不安で

[香港 8日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで軟調。今週の米中通商協議で合意がまとまらないのではないかとの懸念が浮上していることや、ドルが安値から戻していることが背景。

ロス米商務長官は7日、米中が「すべての主要問題に対処」し、「妥当な解決策」を見いだせるとの見通しを示したが、市場関係者からは懐疑的な声が出ている。

国内銀行のトレーダーは「具体的なことが何も発表されない可能性がある」とし、「為替レートの影響はそれほど大きくないだろう」と述べた。

国内スポット市場の元は中盤時点で1ドル=6.8570元。前日終値比で65ポイント、基準値比で0.25%の元安水準となっている。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の基準値を6.8402元に設定。前日基準値(6.8517元)との比較で元高水準だった。

OCBCウィン・ハンのエコノミスト、Carie Li氏は「市場は米利下げまで織り込んでいるが、少し過剰反応だ。今年上半期に米連邦準備理事会(FRB)が2回利上げする可能性はまだ残っている」と指摘。中国の預金準備率引き下げなどの緩和策を受けて、元は引き続き下落圧力に見舞われるとの見方を示した。

スタンダード・チャータードのエコノミスト、Lan Shen、Shuang Ding両氏は「財政政策が大きな役割を担う可能性が高く、中銀は潤沢な資金供給と金利の安定の維持を求められるだろう」とし、「今年はあと200bpの広範な預金準備率引き下げがあると予想している」と述べた。

Li氏は、米中の金融政策の乖離で、金利差が縮小するとみられ、元への圧力が続くとの見方を示した。

中国建設銀行(アジア)のアナリストは、通商協議に楽観的な見方が出ており、目先は元の振れ幅が大きくなる可能性が高いと指摘した。

オフショア人民元は1ドル=6.8635元と、国内スポット市場に比べて0.09%の元安。

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