August 27, 2019 / 3:29 AM / a month ago

上海外為市場=反発、基準値が予想より大幅に元高

[上海 27日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで反発。中国人民銀行(中央銀行)がこの日の基準値(中間値)を市場の予想より大幅に元高に設定したことを受け、当局が急速な元安を阻止しようとしていると受け止められた。

市場取引開始前に発表された対ドル基準値は1ドル=7.0810元と、2008年3月18日以来の元安水準となった。前日基準値(7.0570元)比では240ポイント(0.34%)元安で、下落率は8月7日以来の大きさとなったが、それでもロイターがまとめた市場予想(7.1055元)と比べると245ポイント(0.35%)元高となった。

これを受け、オンショア、オフショアの人民元は序盤の取引でいずれも上昇した。

0203GMT(日本時間午前11時03分)時点でオフショア人民元は7.1631元。一時は7.1558元を付けた。

オンショア市場では7.1514元と、前日終値(7.1520元)と比べて元高となっている。

OCBCウィンハン銀行のエコノミスト、キャリー・リー氏は、人民銀が基準値を7.1元台に設定すると予想していたとし、市場はきょうの基準値設定を相場安定化の取り組みと解釈するだろうと述べた。

また「人民銀は以前、基準値を6.9元で抑えていたが、現在は7.1元で抑えている。これは人民銀が依然として元安のペースと大きさを管理しようとしている表れだ」と述べ、貿易摩擦を巡る新たな材料が出てくるまで7.1─7.2元のレンジで推移する可能性が高いとの見方を示した。

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