September 17, 2018 / 6:19 AM / a month ago

上海外為市場=概ね横ばい、米中貿易摩擦を巡り警戒感

[上海 17日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は序盤の安値から戻し、中盤の取引で概ね横ばいとなっている。ただ、市場では米中貿易摩擦を巡る警戒感が高まっている。

関係筋がロイターに明らかにしたところによると、トランプ米大統領は約2000億ドル相当の中国製品に対する追加関税について17日にも発表する公算が大きい。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、税率は米政権が検討していた25%を下回る10%程度になる可能性が高い。

WSJは、トランプ政権が新たな関税を発表すれば、中国は月内の開催を提案されている米国との通商協議への参加を拒否する可能性があるとも報じた。

中国人民銀行(中央銀行)は17日の人民元の基準値(中間値)を1ドル=6.8509元と、前営業日(6.8362元)に比べ147ポイント(0.2%)元安方向に設定した。ただ、ロイター予想の6.8551元よりは42ポイント元高の水準となった。

スポット市場の人民元は6.8705元で始まり、一時6.8756元の元安水準を付けた。中盤の取引では前日終値比5ポイント元安の6.8685元となっている。

OCBC銀行(シンガポール)のエコノミスト、トミー・シー氏は17日のリポートで、中国の金融政策が人民元相場を一段と圧迫する可能性があると指摘。「中国は依然として流動性緩和と為替の安定の間で持続不可能なバランスを実現しようとしている。中国が流動性供給を続けた場合、人民元は新たな下落圧力にさらされる可能性がある」とした。

人民銀はこの日、期間1年の中期貸出ファシリティー(MLF)を通じて金融機関に2650億元を供給したことを明らかにした。この日に償還期限を迎えるMLF融資はないため、市場参加者はMLFによる資金供給を予想していなかった。

オフショア人民元(CNH)の香港銀行間取引金利(HIBOR)翌日物は3.51200%と、前営業日(2.48467%)から1%ポイント超上昇した。

中国の大手国有銀行はここ2週間、オフショアのフォワード市場でドルを人民元にスワップする取引を実施。これによりオフショア人民元の流動性が引き締まり、元の売り持ちコストが増大している。

17日のオフショア人民元は中盤の取引で6.8716元。

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