August 3, 2018 / 10:42 AM / 13 days ago

上海短期金融市場=人民元金利低下、流動性は潤沢

[上海 3日 ロイター] - 7月30日ー8月3日の上海短期金融市場の人民元金利は、流動性が潤沢な状況下で低下した。中国人民銀行(中央銀行)は今週、公開市場操作を見送った。

トレーダーは、資金状況はかなり緩んでおり、持ち高を手仕舞うのに全く困難を感じなかったと指摘した。

中国の全般的な流動性の指標とされる7日物レポ金利(加重平均)は3日午後時点で2.3838%と、前週末の2.6237%に比べ24ベーシスポイント低い水準。人民銀はプライマリー市場で2.55%を提示していた。

7日物の上海銀行間取引金利(SHIBOR)は2.5250%。

中国当局は最近、政策の重点を流動性増加を含めた経済成長の下支えにシフトさせた。しかし多くのトレーダーやアナリストらは、政策的な大型緩和が実施される可能性は現時点では低く、借り入れコストが下がる余地は限定的だと見ている。

オックスフォード・エコノミクスのアジア経済担当責任者ルイス・クイジス氏は「これまでに実施されたり、発表されたりした政策は比較的控えめ目な内容だ。過去2年間に実施されてきた債務圧縮に向けた取り組みにより、債務の対国内総生産(GDP)比率は安定し、金融リスクは低下していた。われわれは、中国指導部がこれまで成し遂げてきたことを危機にさらすようなことは望まないと思う」と指摘。その上で、本格的な大型刺激への政策シフトは予想してないと付け加えた。

香港のマッコーリー・キャピタルのエコノミスト、ラリー・フー氏は、緩和政策は「先回りではなく、事後の対応」でなければならないと指摘。同氏は「目標は信用の伸びとインフラ支出を安定させることで、V字型回復を目指すものではない。変化は債務圧縮のペースに関するものであり、その方向性を変えることではない」と語った。

今週のインターバンク市場では、満期を迎えるリバースレポで2100億元(305億7000万ドル)が吸収された。

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