June 11, 2018 / 7:21 PM / 4 months ago

世界貿易保全に向け一方的な行動控える必要=英首相

[ロンドン 11日 ロイター] - 英国のメイ首相は11日、カナダで9日まで2日間の日程で開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)は「難しい」会議だったとし、世界貿易の仕組みを守るために各国は一方的な行動を控える必要があったとの認識を示した。

カナダのシャルルボワで開催された今回のG7サミットは、通商政策を巡り米国と6カ国の意見が対立するなか、途中退席したトランプ米大統領が、かろうじて採択された首脳宣言を承認しないとしたことで、G7の結束を示そうとした各国の取り組みは無益に終わった。

メイ首相は議会で今回のG7サミットについて「時に非常に率直な議論が行われ、難しい会議だった」との印象を語った。

その上で、英国は同盟国の懸念には配慮するとしながらも、グローバリゼーションにより一部の国の労働者が影響を受けているといった問題に対しては、多国間で対処することが正しい対応となると指摘。「パートナー国に対し一方的な行動をとることで対応することはできない」とし、「今回のサミットでわれわれは、米国が鉄鋼とアルミニウムに対し正当化できない輸入関税を発動させたことに深い遺憾を表明した」と述べた。

また、通商問題を巡る報復の応酬が高まるリスクについても警告。英国は「自由、公正、互恵的な」貿易の必要性に言及し、保護主義に対抗するとしたG7首脳宣言を引き続き支持するとの姿勢を示した。

トランプ大統領がロシアをG7に復帰させG8とすることを提案したことについては、ロシアがクリミアを併合したことでロシアが除外される理由はあったとし、「ロシア復帰の是非を巡るいかなる討議も、同国が態度を改めない限り開始されない」と述べた。

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