[上海 18日 ロイター] - 中国 前場終値 前日比 % 始値 上海総合指数 2,908.1176 + 16.7745 + 0.58 2,889.5495 前営業日終値 2,891.3431 CSI300指数<.CSI3 3,908.220 + 31.130 + 0.80 3,874.441 00> 前営業日終値 3,877.089 香港 前場終値 前日比 % 始値 ハンセン指数 26,618.77 + 292.11 + 1.11 26,442.39 前営業日終値 26,326.66 ハンセン中国株指数<.HS 10,529.13 + 104.33 + 1.00 10,475.56 CE> 前営業日終値 10,424.80 中国と香港の株式市場は、ともに上昇して前場の取引を終えた。 中国人民銀行(中 央銀行)が7日物リバースレポの金利を引き下げたことから、追加の景気対策が実施され るとの期待が高まったことが背景。 上海総合指数前場終値は16.7745ポイント(0.58%)高の290 8.1176。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 前場終値は31.130ポイント(0.80%)高の3908.220。 香港株式市場は、ハンセン指数前場終値が292.11ポイント(1.11% )高の2万6618.77。 ハンセン中国企業株指数(H株指数) 前場終値は104.33ポイント(1 .00%)高の1万0529.13。 人民銀行はこの日、7日物リバースレポの金利を2.55%から2.50%に引き下 げたと発表した。7日物リバースレポ金利の引き下げは2015年以降で初めてとなる。 人民銀行は、月1回公表しているローンプライムレート(LPR、最優遇貸出金利 )を20日に公表する。トレーダーやファンドマネジャーは、インフレが高進しているも のの、人民銀行は成長減速の方をより深刻に受け止め、8月の導入後3回目の引き下げを 発表するとみている。 香港では民衆化を求める抗議デモの影響が経済に及んでいる。15日に発表された第 3・四半期の国内総生産(GDP)改定値は、第2・四半期に続きマイナスを記録。香港 経済は10年ぶりに景気後退(リセッション)入りした。 米中通商協議の行方も引き続き注視されている。 新華社は17日、米中が貿易問題について16日に電話で「建設的な協議」を行った と伝えた。 ロス米商務長官は15日、フォックス・ビジネス・ネットワークとのインタビューで 、トランプ米大統領は対中通商協議で関税撤廃にまだ同意しておらず、中国がどの程度米 国から農産物を輸入するかも依然明確でないと語った。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)