[上海 16日 ロイター] - 中国 前場終値 前日比 % 始値 上海総合指数 2,982.7426 - 8.3033 - 0.28 2,992.6103 前営業日終値 2,991.0459 CSI300指数<.CSI3 3,927.010 - 9.240 - 0.23 3,939.276 00> 前営業日終値 3,936.250 香港 前場終値 前日比 % 始値 ハンセン指数 26,505.95 + 2.02 + 0.01 26,553.90 前営業日終値 26,503.93 ハンセン中国株指数<.HS 10,496.48 - 3.69 - 0.04 10,499.88 CE> 前営業日終値 10,500.17 中国株式市場は下落して前場の取引を終えた。具体的な米中通商合意を巡る楽観論が 後退したほか、さえないインフレ指標にリスク志向が抑えられた。 上海総合指数前場終値は8.3033ポイント(0.28%)安の2982 .7426。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 前場終値は9.240ポイント(0.23%)安の3927.010。 米下院は15日、香港が高度な自治を維持しているかどうか米政府に毎年検証するこ とを求める「香港人権・民主主義法案」など中国への圧力を強める4つの法案および決議 案を可決した。 前日発表された中国国家統計局が発表した9月の生産者物価指数(PPI)は国内製 造業が需要減と対米通商摩擦の影響で冷え込むなか、前年比1.2%低下と、2016年 7月以来の大幅なマイナスだった。 中国人民銀行(中央銀行)は16日、1年物中期貸出ファシリティー(MLF)を通 じて、金融機関に2000億元(280億ドル)を供給した。 申万宏源証券のアナリスト、ゲリー・アルフォンソ氏は「MLFを通じて大規模な資 金供給を実施したことは、今後のマクロ経済指標がある程度低迷することを示唆している かもしれない」と指摘した。不動産株の堅調さが目立ったことについては「資金供給は少 なくとも部分的に不動産セクターへのフローにつながる傾向にある」と説明した。 消費関連株が軟調。第3・四半期決算が予想割れした酒類メーカー大手の貴州茅台<6 00519.SS>が下げを主導した。 香港株式市場は域内の政治危機が続く中、ほぼ変わらずで前引け。 ハンセン指数前場終値は2.02ポイント(0.01%)高の2万6505. 95。 ハンセン中国企業株指数(H株指数) 前場終値は3.69ポイント(0.0 4%)安の1万0496.48。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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