[上海 8日 ロイター] - 中国 前場終値 前日比 % 始値 上海総合指数 3,553.9639 - 22.2407 - 0.62 3,577.6923 前営業日終値 3,576.2046 CSI300指数<.C 5,458.057 - 55.600 - 1.01 5,526.288 SI300> 前営業日終値 5,513.657 香港 前場終値 前日比 % 始値 ハンセン指数 27,899.47 + 350.95 + 1.27 27,630.03 前営業日終値 27,548.52 ハンセン中国株指数< 10,980.60 + 183.87 + 1.70 10,794.46 .HSCE> 前営業日終値 10,796.73 中国株式市場は前日の13年ぶり高値から下げて前場を終了。米中関係の緊張を巡る 懸念がくすぶる中、投資家は利益確定に動いた。 上海総合指数前場終値は22.2407ポイント(0.62%)安の355 3.9639。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 前場終値は55.600ポイント(1.01%)安の5458.057。 トランプ政権高官は7日の会合で、中国軍との関係を理由に投資を禁じる中国企業の ブラックリストの拡大について協議したもよう。 また、米国連代表部は7日、クラフト国連大使が今月13─15日の日程で台湾を訪 問し、台湾当局の高官と会談すると発表。中国はこれに反発している。 8日は生活必需品株が2.6%安、素材株が1.9%安。 ただ、この日の下げを含めても、両指数は年初から8.2%、12%それぞれ上昇してい る。 高成長が期待される新エネルギー株は3.2%安。年初からは8%上昇 、昨年通年では105%上昇。政府が二酸化炭素(CO2)排出量の実質ゼロを目指す「 カーボンニュートラル」目標を表明したことが追い風となっている。 財通証券のアナリスト、Jin Jing氏は「投資家はミューチュアルファンドを介したさ らなる資金流入を見込んでおり、一部の人気セクターで活発な取引の兆しが見られる」と 指摘。中国当局が新たな上場廃止ルールを公表して以降、小型株が軟調な点にも言及した 。 上海証券取引所と深セン証券取引所は先月、上場廃止手続きの簡素化提案を公表。提 案は、上場企業全体の質を高め、一定基準を満たさない企業を強制的に退出させることで 、投資家の利益を守るのが目的。背景には中国が海外からの投資を一層呼び込もうと、資 本市場改革を進めていることがある。 香港株式市場は1%超上昇して前場を終了。 ハンセン指数前場終値は350.95ポイント(1.27%)高の2万789 9.47。 ハンセン中国企業株指数(H株指数) 前場終値は183.87ポイント(1 .70%)高の1万0980.60。 市場全体の流れに反して、通信株は4.9%安。中国軍関連企業への投資を 禁じる米大統領令に対応し、指数算出会社のMSCIとFTSEラッセルが、中 国移動(チャイナモバイル)、中国電信(チャイナテレコム)、中国 聯通(チャイナユニコム)香港を指数から除外すると発表したことを受けた。[ nL4N2JJ0X1] (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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