[上海 11日 ロイター] - 中国 終値 前日比 % 始値 高値 安値 上海総合指数 3,531.4978 - 38.6104 - 1.08 3,571.321 3,597.7022 3,516.9862 2 前営業日終値 3,570.1082 CSI300指数<.C 5,441.158 - 54.272 - 0.99 5,504.236 5,555.692 5,412.505 SI300> 前営業日終値 5,495.431 香港 終値 前日比 % 始値 高値 安値 ハンセン指数 27,908.22 + 30.00 + 0.11 28,003.98 28,176.65 27,794.81 前営業日終値 27,878.22 ハンセン中国株指数< 11,059.51 + 103.96 + 0.95 11,035.32 11,171.31 10,992.44 .HSCE> 前営業日終値 10,955.55 中国株式市場は下落。米中関係の緊張が引き続き圧迫したほか、国内の新型コロナウ イルス感染拡大も嫌気された。 上海総合指数終値は38.6104ポイント(1.08%)安の3531. 4978。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 終値は54.272ポイント(0.99%)安の5441.158。 ポンペオ米国務長官は9日、台湾との政府高官級の接触規制を解除すると表明。台湾 の呉外交部長(外相)は台米関係の大幅強化につながると述べた。 中国商務省は中国企業や市民に対する外国の「不当な」法律や規制に対抗する新規則 を公表した。 中国本土で10日に新たに確認された新型コロナウイルス感染者が過去5カ月余りで 最多となった。 CSI新エネルギー株指数が4.4%安。同指数は、政府の脱炭素目標 などを材料に昨年100%以上上昇した。 北京の資産運用会社Shiji Hongfanは「集団心理的に投資家が殺到した新エネルギー 株や消費関連株などのセクターは利益の伸びで正当化できないほど割高になっており、リ スクはかなり高い」と述べた。 銀行株は上昇。この日発表された昨年12月の生産者物価指数(PPI )は2月以来、最も穏やかな低下にとどまった。 香港株式市場は上昇。米中関係の緊張にもかかわらず、相互取引制度を利用した本土 マネーが流入した。 ハンセン指数終値は30.00ポイント(0.11%)高の2万7908.2 2。 ハンセン中国企業株指数(H株指数) 終値は103.96ポイント(0.9 5%)高の1万1059.51。 中国軍関連企業への投資を禁じる米大統領令の発効を控え、香港で米金融大手が禁止 対象の中国企業への投資を減らしている。 こうした中、リフィニティブの11日のデータによると、香港株式市場と上海・深セ ン両株式市場の相互取引制度で本土投資家は香港株を189億元(29億2000万ドル )相当買い越した。 米大統領令で香港に上場する中国通信3社が投資禁止対象となっているが、ハンセン 通信株指数は4.3%上昇した。 中国PPIが穏やかな低下だったことも支援材料。 ただ国都香港はリポートで、本土で再びコロナ感染者が増加していること、トランプ 米政権がさらなる中国企業締め付けに動く可能性もあり、投資家は慎重になる必要がある と指摘した。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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