September 10, 2018 / 1:15 AM / 5 months ago

円債こうみる:リスクオフを意識、円高なら日銀姿勢に変化も=岡三証 鈴木氏

[東京 10日 ロイター] -

<岡三証券・債券シニアストラテジスト 鈴木誠氏>

8月米雇用統計で、平均時給が09年6月以来の高い伸びとなり、インフレ懸念・利上げ継続観測が高まった。米2年債利回りは2.7%を突破し、年内9月に続いて12月の利上げを確実に織り込むような動きとなった。市場では、利上げ打ち止め時期が議論の中心となっており、今後利上げ加速観測を裏付けるデータがなければ、イールドカーブはフラット化で反応。米10年債利回りも3.1%を超えることもないだろう。

米金利上昇懸念は新興国経済の不安定化につながりやすい。また、トランプ米大統領は対中追加関税に言及。対日の貿易赤字是正に向けて円高圧力も意識されている。リスクオフの材料が目立ち始めており、一方的に円安が進む状況でもない。

ドル/円が110─112円のレンジにとどまっていれば、円金利は大きく反応しないだろう。しかし、110円を割り込んでくれば、低下圧力が掛かってくるのではないか。日銀は、基本的に緩和副作用を緩和する姿勢とみられるが、一時的に円高に振れる局面では、その姿勢に変化が出るかもしれない。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below