July 30, 2019 / 9:34 AM / 19 days ago

再送-日銀総裁会見こうみる:追加緩和の可能性はまだ「見せ金」=大和総研 小林氏

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[東京 30日 ロイター] -

<大和総研 経済調査部シニアエコノミスト 小林 俊介氏> 「物価モメンタムが損なわれるおそれが高まる場合は躊躇なく追加緩和を講じる」と踏み込んだが、今後の追加緩和の可能性については、まだ「見せ金」の状態だろう。記者会見の中でもあったように、刀の柄の部分に手をかけた状態に近いとみている。追加緩和の確率は大きく変わっていないものの、今後大きな波が来た時のための覚悟が高まっているようだ。日銀内部では様々なシュミレーションが始まったのではないか。 現状の為替動向をみても、ドル/円は円安方向にある。経済成長率は低いものの、マイナスには陥っていない。需給ギャップも縮んでいるが、水準自体はプラス。現時点では、日銀が追加緩和に迫られる状況でもない。

一方で、先行きについては消費税の引き上げや自動車を含めた関税、ブレクジットなどの突発事項など、世界経済がもう一段下に行くリスクが顕在化した場合、年度後半から徐々に底入れしていくというメインシナリオに対しての下振れリスクについては、躊躇なく措置を取るという、アナウンスをした。

特に為替動向や通商問題など、日本を取り巻く世界情勢に大きな動きがあった場合、マーケットでは日銀への思惑が生まれやすい土壌が増えた。今後、市場はイベントに対する感応度が上がるのではないか。

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