(画面に正しく表示されなかったため再送します) [13日 ロイター] - 週明けの欧州株式市場は5営業日続落し て取引を終えた。10日発表された5月の米消費者物価指数(CPI) が前年同月比8.6%上昇と伸び率が40年5カ月ぶりの大きさとなっ たのを背景に、米連邦準備理事会(FRB)が今週の連邦公開市場委員 会(FOMC)で75ベーシスポイントの大幅利上げすることへの懸念 が高まった。 STOXX欧州600種指数は2.4%下落し、3月7日 以来の安値を付けた。 金融引き締めが加速するとの見方から国債利回りは数年ぶりの高水 準となり、テクノロジー株指数は4.22%下落。 景気に左右され安い業種の旅行・娯楽関連株指数は5.2 7%、自動車・部品株指数は4.53%それぞれ下げた。 ラボバンクのシニア市場エコノミスト、エルウィン・デ・グルート氏は 「多くの不確実性がある。成長率の低下、インフレ高進、そして中央銀 行がかなり強くブレーキをかけるという懸念だ」と指摘した。 投資家の不安心理の度合いを示すユーロSTOXX50ボラティリ ティ指数は31.81と、約1カ月ぶりの高水準となった。 STOXXユーロ圏銀行株指数は3.09%下落。 イタリアとドイツの債券利回りのスプレッドは2020年5月以来の大 きさとなり、イタリアの銀行株指数は3.0%下落した 。 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 STOXX欧州600 412.52 -10.19 -2.41 422.71 種 FTSEユーロファー 1619.98 -37.61 -2.27 1657.59 スト300種 ユーロSTOXX50 3502.50 -96.70 -2.69 3599.20 <.STOXX50E 種 > (ーからご覧ください)
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