April 9, 2018 / 12:51 AM / 6 months ago

再送-為替こうみる:ドル/円は底固め、緩慢で不安定な上昇を予想=FPG証券 深谷氏

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[東京 9日 ロイター] -

<FPG証券 代表取締役 深谷幸司氏>

米国株は週末に急反落し、米中貿易摩擦を巡る米中双方からの発言・報道が市場全体、特に米国株式市場を不安定化させている。

双方の経済に痛手となる報復合戦、全面的な貿易戦争には至らない、というのがメインシナリオだが、何らかの合意に至るまで、とくにトランプ政権の発する不規則あるいは予測不能な方策が市場の警戒感を高めた状況が続くだろう。

こうしたなか、ドル/円相場は105円付近で底固めし、徐々に持ち直す過程に入ってきたとみてよさそうだ。

市場のムードはリスク回避ではなく、リスクオンが後退し、警戒感を伴った緩やかなリスク選好という状態になっている。

米国経済そのものがなお堅調に推移していることがドルの信認を維持している。

  円サイドでは、投機的な円売りがほぼ解消されている。シカゴ通貨先物における円のポジションは、アベノミクスの円安ピーク時に匹敵する大幅な売り越しから一気に中立まで戻し、先週時点では若干の買い越しとなっている。

ただ、ここから積極的な円買いを積み上げるほど円にポジティブな材料はなく、また欧米にネガティブな材料もない。また日銀のスタンスは不変であり、金融政策の内外格差は開いたままだ。

  ドル円相場がすでに105円近辺で底固めした可能性はさらに高まった。

ただ、米朝首脳会談の不調や、可能性は低いとみるが米中貿易交渉の決裂、などのリスクは残る。米中摩擦は決裂に至らないまでも交渉を巡る過程が市場に不安感を残すため、明確かつ急速なドル高/円安とはなりにくいのではないか。

今後1カ月間の予想レンジは105.50―108.50円とみている。

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