May 21, 2018 / 3:09 AM / 6 months ago

再送-為替こうみる:ユーロの一段安はグローバル市場に危険=SMBC日興 野地氏

(検索コードを修正しました)

[東京 21日 ロイター] -

<SMBC日興証券 為替外債ストラテジスト 野地慎氏>

前週末18日の米国債市場では、足元のベア・スティープニングの巻き戻しが入った格好で、米10年国債利回りは5.5ベーシスポイント低下し、一時111円台に乗せていたドル/円も110.70円台まで下落して終盤を迎えた。

ドル/円は、日米10年国債利回り格差との連動性が高まっていたが、米10年国債利回りの大幅低下への感応度がやや鈍り、ドルがそれほど対円で下がらなかったのは、欧州通貨の下落によるドル高の影響を受けたものと考えられる。

非商業部門ユーロ先物ネットロングポジションは5月15日に11万5114枚と、今後のユーロ/ドルの下落や、それをよりどころとしたドル指数の上昇の余地はまだまだ残存している格好といえる。

この間、ユーロ/ドルの下落と新興国株の下げがシンクロしている点は気になる。

本来は、新興国株安がドル高を招くという因果関係なのだが、投機マネーがばっこするマーケットでは、因果関係の順序はあまり気にされず、つまり、ドル高が進めば新興国株が大きく下げる可能性が高い。

インドネシアルピアやブラジルレアルは通貨防衛策も実らず、「暴落前夜」の様相だが、ドル/円市場参加者においてはドル高イコール円安と、安易に考えない方がいいように思われる。リスク資産市場のインプライド・ボラティリティーはかなり高まってきている。   

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