March 13, 2018 / 2:14 AM / 5 months ago

再送-為替こうみる:外債売却は早晩終了、利回り追求型投資へ=三菱UFJMS証 服部氏

(記事検索コードを追加しました。)

[東京 13日 ロイター] -

<三菱UFJモルガン・スタンレー証券 服部隆夫氏>

3月期末を控え国内勢の外債売却圧力が続いている。

しかし、為替関連の金融商品に関しては、円高、ボラティリティ上昇、日米金利差拡大などの歪みを背景に、見栄えの良いドル建て商品が増えており、昨年まで投資を見送ってきた投資家の間でも、久しぶりにドル債投資を再開する向きもある。

従来は円高になると米金利が低下し、ボラティリティが高まることが当たり前だったが、今回は円高でボラティリティが高まる一方、米金利は上昇し、日米金利差が拡大するという従来と違う相場環境になった。このため、従来に増して高い利回りの仕組債の組成が可能となっている。

こうした歪みの一因は本邦投資家の外債売りだが、これは依然続いている。本邦投資家の2月の外債投資は2兆7331億円の売り越しとなり、昨年4月以来の規模となった。週間ベースでも3月第1週は1兆1885億円の売り越しとなった。

このように足もとでは米金利上昇による債券価格の下落を警戒した売りが出ているが、早晩、こうしたポジション調整は終了すると見ている。さらに、ドル=105円台では値ごろ感からの買いも期待できる。

内外の運用環境を見渡せば、国内金融機関は、日銀がYCCにより長期金利の上限を0.1%で固定する政策を採っているため、国内の収益環境は厳しい状態が続いている。今後も、収益源として、金利が高い外債投資に活路を見い出すという基本的な構図は変わらないだろう。   

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