December 5, 2018 / 1:51 AM / 5 days ago

再送-為替こうみる:投機筋のカーブ平坦化取引、米景気とは無関係=SMBC日興 野地氏

(検索コードを修正しました)

[東京 5日 ロイター] -

<SMBC日興証券 チーフ為替・外債ストラテジスト 野地慎氏>

今回の米国債市場におけるイールドカーブの平坦化は、投機筋による「カーブフラットニング取引」によってもたらされたものだとみている。

ヘッジファンドなどの投機筋は今年、商品取引や米財務省証券先物の売り持ちによって損失がかさんでおり、こうした負けを取り戻す必要に駆られている。

投機筋は、年末で流動性が低下し価格が変動しやすい今の金融市場をリカバリーショットの好機ととらえ、長期債を買って短期債を売却するカーブフラットニング・プレイと株売りを同時進行させているとみられる。

そして、これまでのところ、これらの戦略は奏功している。

市場では米景気腰折れ懸念で株安、米金利低下などという「まことしやか」な解説まで聞かれるが、投機筋の損失挽回と実体経済を混同すべきではない。

米国景気の基調は依然強く、米国の本格的な景気後退は来年になるだろう。

つまり、足元のカーブフラットニングと株売りは、実体経済からは乖離しているため、米長期金利にも米国株にも目先は戻り余地があるとみている。

為替市場では、米長期金利の低下にもかかわらず、ドル指数が高止まりしている。これはドイツをはじめ欧州の景気後退が背景にあるとみられる。対円では、金利差縮小という側面から円高圧力に結びつきそうだ。

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