April 20, 2020 / 1:48 AM / 4 months ago

原油こうみる:長期的には90年代のコアレンジに収れんか=マーケットストラテジィ 亀井氏

[東京 20日 ロイター] -

<マーケット・ストラテジィ・インスティチュート代表 亀井幸一郎氏>

石油輸出国機構と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は先の緊急会合で、新型コロナウイルス危機で低迷する原油価格の押し上げに向け、過去最大規模となる日量970万バレルの減産で合意したが、原油市場では、米WTI原油先物が20日、1バレル=14ドル台まで下落し、1999年3月以来21年1カ月ぶりの安値を付けた。

原油急落の背景には、コロナ危機による世界的な需要の減退に減産規模が追い付かないことや、そもそもOPECプラスの合意の強制力について疑義が持たれていることがある。自由主義経済において、ロシアやサウジの行動を米国やその他の国が束縛する手立てはない。

現時点では、実際に原油に対する世界的な需要がどこまで落ち込んでいるのかについて誰も正確に把握できておらず、今後どこまで落ち込むのかも不透明だ。こうした状況で下値めどは立てにくいが、中国などで行動制限が部分解除されても、それが原油価格を含めた商品市況全体の正常化につながるまでには相当な時間を要するだろう。

とはいえ、より長期的な視点に立った場合、原油相場は1990年代の中心レンジ15―25ドルに最終的に収れんし、落ち着くとみている。米国を筆頭に感染の一巡感が広がれば、20ドル台を回復する局面もあるだろう。

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