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原油先物3%高、OPEC協調減産延長に期待

[ニューヨーク 7日 ロイター] - 原油先物は7日の米国時間の取引で約3%上昇した。今週は一時5カ月ぶりの安値に落ち込んだが、サウジアラビアが石油輸出国機構(OPEC)が協調減産を6月以降に延長することで近く合意する可能性があると示したことで上昇した。株価上昇も押し上げ要因となった。

清算値は北海ブレント先物が1.62ドル(2.6%)高の1バレル=63.29ドル、米WTI原油先物が1.40ドル(2.7%)高の53.99ドル。

週間で北海ブレントは約2%下落し、3週連続での下落となった。一方、米WTIは約1%上昇した。今週5日にはともに1月以来の安値を付けた。

サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相はこの日、OPECとロシアなどの産油国は現在の原油減産を継続すべきとの見解を表明。「OPECとしては(減産の)延長はほぼ決まりだ。問題は非OPEC諸国との調整だ」と述べた。

米労働省がこの日に発表した5月の雇用統計が軟調だったことで、米国では利下げ観測が台頭し、米株価の上昇につながった。こうしたことも原油価格を押し上げる要因となった。ただ市場では、米中貿易戦争を含む世界的な通商を巡る緊張の高まりで世界的な経済成長が頓挫するとの懸念が払拭されていない。

コメルツ銀行は、軟調な経済指標と通商問題の拡大を理由に第3・四半期の北海ブレントの予想を1バレル=66ドルとし、従来の73ドルから下方修正した。

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